持続可能なライフスタイル
環境への影響を軽減するため、国立公園の一部で自家用車の乗り入れが制限されています。中部山岳国立公園南部地域では、上高地と乗鞍岳で通年マイカー規制が行われています。
パークレンジャーの歴史は、1953年にアメリカの国立公園の制度にならって「現地駐在管理人」として12人が各地の国立公園に配属されたことに始まります。
今では、パークレンジャーの任務は多岐にわたっています。
国立公園内では、開発などによる環境破壊を防ぎ、野生動植物を保護するため、さまざまな活動が規制されています。パークレンジャーは、こうした活動の許可や認可に必要な審査を行っています。
国立公園のプラン策定は環境保護の観点から非常に重要な要素で、環境保護エリアと訪問者施設を建設可能なエリアのゾーンの設定もその一つです。公園プランは、自然環境の変化に応じて、またその他の要因に基づき、定期的に見直されます。
国立公園を訪れる人々が自然環境について理解を深め、自然の中で安全に時間を楽しめるように、ビジターセンター、遊歩道、トイレ、展望台などの施設を開発・整備し、その管理と運営を行います。
国立公園の自然環境を生かし、ビジターセンターを拠点に、自然観察会や工作教室などを開催し、環境教育を推進しています。
また、NPOや地域住民の協力を得て、国立公園外でも野生動物の保護や森林・河川・里山の保全などの自然保護活動を展開しています。
- 自然保護区域における保護管理
- 絶滅危惧種の保護と外来種の規制
- 里山の保全と再生
- 環境教育の推進
国立公園に立ち入る際には、守るべき常識的なルールがあります。それをお読みになり、訪れる際には、ぜひそのルールをお守りください。そうすることにより、私たちや未来の世代が、この美しい場所を楽しむことができます。
ここで発見したり、体験したことを素晴らしいと感じたら、写真を撮ってSNSでハッシュタグ「#北アルプス」をつけてシェアして下さい。そうすることにより、お友達やご家族も、あなたが経験したこの素晴らしい世界を見ることができます。